坂本木材建設

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2017.12.18

床暖房は必要か?

寒い時期に家を建てられる施主さんはどうしても「家のつくりやうは冬を旨とすべし」となります。

今住んでいる家より絶対に暖かくなければ嫌なのは皆さん同じです。

最近施主さんに「床暖房ってどうですか?」と聞かれます。

私が床暖房を導入したきっかけは「自分で使ってみないと人に本当のことは伝えられないのでは。」と電気屋さんにアドバイスを頂いたからです。

「おっしゃるとおり!」

では実際どうなのか・・・

我が家はアクアフォーム断熱で樹脂アルミ複合サッシ6帖くらいの吹き抜けがあります。

それで床暖のみでも室温は冬場を通じて20℃を下回ることはほとんどありません。

ただ二階の隅にある寝室は床暖の恩恵を受けにくいのか18℃くらいの日もあります。

暖かい、寒いは感じ方に個人差があるので「絶対に快適です」とは言い切れません。

人によっては思ったほど役に立たないという意見もあると思います。

ただ冬場ずっと20℃くらいあるという「ありがたみ」は住んでみて初めてわかるものです。

深夜電力を使用するシステムなら四六時中、我慢できないほどの寒さを感じることはないと思います。

しかし本当に寒いときはエアコンやストーブは必要です。

『床暖房=ベースとなる暖房』

『エアコン等=我慢できないときに一時的にONにする暖房』

というのが私自身の考えです。

後々の導入が難しい床暖房。

イニシャルコストは大きな問題ですがしかし導入して後悔することはほとんどないかな、という感想です。

2017.12.01

クラフトマンシップ

一眼レフのデジタルカメラの性能はカタログを見れば簡単にわかります。

でもカメラにレンズを取り付けないと写真は撮れません。

カメラ好きの間ではオールドレンズが人気だと聞きます。

職人の手によって磨かれ組み立てられたオールドレンズは癖があります。

周辺が暗くなったり歪んだりするけれど幻想的なボケ味を創り出すところが魅力的なのです。

それはカメラ本体のスペックを比べることとはステージが違う問題なのです。

注文住宅はオールドレンズを取り付けたカメラと同じです。

断熱材やアルミサッシの性能はカタログを見れば数値でわかります。

しかしそれらを使って家を建てるのは大工さんをはじめとした職人の手。

当然、クラフトマンシップ【職人の技能】によって仕上がりに差が出できます。

だから比較をしようとすればするほど袋小路に入ってしまうのです。