坂本木材建設

ブログ

2017.07.26

「ビレッジプラザ」

東京オリンピックの選手村の交流施設「ビレッジプラザ」

組織委員会が使用する屋根や柱などの木材を全国の地方自治体から公募すると示したことで批判されています。

どんな施設なのかなと調べてみました・・・

kenchikushikai.or.jp/data/news/2016-06-23-2.pdf

ポイントは、

建物全体を移築したり、 ユニットに分割して移築したり、部材に分解し再利用ように工夫された建築物にする、「再利用のしやすさ」。
住宅構造材として流通する国 産スギ等の製材・中断面集成材・CLTを主に用い、住宅用構造金物を接合に用いることによる「汎用性の高さ」。

解体・移築に柔軟に対応することが できる「日本の伝統的」な木造架構技法を踏襲した現代の木造架構技術。

昔から日本の住宅は決まった寸法でつくられていて、解体時に貰い受けた木材や建具、畳などを再利用できました。

ビレッジプラザの柱や梁は在来軸組工法住宅の規格と同じ幅120mmの長尺材。

住宅に再利用できるなら素晴らしいことだと思います。

仮設住宅として迅速に建設できる仕組みが広まれば災害時に多くの人の住処を確保できます。

なのになぜ批判されるんだろう?

一つは、「自治体が無償で」というところだと思います。

自治体は税金で運営されているのですから。

もう一つはエンブレム問題、新国立競技場などの良くないイメージ。

でもこの「ビレッジプラザ」、できあがれば見に行きたいと思っています。

地域の国産材で建てられた日本の”木造空間”。

興味があります。

2017.07.24

コンパクトなまちづくり

国道を走って「こんなところにも造成地ができたんだ」と気づくことがあります。

「まちなか」から遠い場所に小さな造成地。

少し疑問があります。

「車がないと生活できないんじゃないか」ということ。

それと自治体はこのために上下水道の本管を引かなければならないので費用がかかります。

当然税金も安くなるはずがありません。

様々な都市機能がコンパクトに集積し、アクセスしやすい「歩いて暮らせるまちづくり」を『コンパクトなまちづくりと言います。

お隣の富山市などは政策として公式に取り入れています。

不動産情報では「まちなか」にもたくさん土地や中古住宅が売り物件として出ています。

そこはたいてい交通・買い物・通学の便も良いはずです。(だから旧市内なわけです)

ただ、

街並みが古くてスッキリしていない・・・

若い人がいなくてご近所付き合いが大変そう・・・

ショッピングモールが遠い・・・

など気になる部分は確かにあります。

でも自分の家を素敵にすることでそんな街並みがぱっと華やかにしてやろう。

それくらいの気概があっても良いかもしれません。

あえて古いまちなかに住むことも将来を見据えると悪くないと思うのです。

2017.07.04

既製品

カタログが欲しくて建材メーカーのショールームへ行ってきました。

実物が見られるのがショールームの良いところ。

建具のコーナーではドアや引き戸が豊富に並んでいます。

「最近の既製品はかっこいいなぁ。」

本物の木製建具以上に木の家に似合うかも・・・それくらい木目や木肌の表現力が素晴らしいのです。

デザインも洗練されています。

「いいなぁ」と思います。

でも坂本木材建設のドアや引き戸はほとんど(施主さんの要望がない限り)職人さんの造作建具です。

それには理由があるのです。

木製建具のデザインは工務店や施主さんのアイデンティティ(個性)が見え隠れする部分だからです。

引き手や取手、ガラスのスリットの入れ方、木材の象嵌、障子の桟、襖紙。

小さな部分にセンスがキラリと光る、そんな家が素敵だと思うのです。

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