坂本木材建設

ブログ

2017.05.23

住宅見学会の意義

「全然参考にならなかった・・・」という見学会はやりたくありません。

豪華過ぎる設備や現実味のない間取りは「これは展示場という夢の空間だから」と思ってしまいます。

反対に平凡すぎて何のコンセプトも感じない住宅は「何を見せたかったの」と思ってしまいます。

実際に建物を訪れたとき

「どんな家族が、どんな暮らしを夢見てつくった家なんだろう?」

「なるほど、こんなところに工夫してあるんだなぁ」

「明るくて広く感じるのはなぜなんだろう?」

「大工さんの仕事が丁寧だなぁ」

自分が建てる時のためにちょっとメモしておきたいような、キラリと光る部分があちらこちらに・・・

それが「参考になる家」だと思うのです。

せっかく行うのならそんな見学会が理想です。

2017.05.18

購入後の気持ち

高級品を買った人は、その後もその商品をググる(検索する)ことが多いのだそうです。

それはなぜなのでしょう。



たくさんお金を出してものを買うという行動の本質は、その商品が魅力的だから欲しくなったということ。

でも買った後少し不安になります。

「他の購入者はどう思っているんだろう?」と。

「満足している」、という感想を見ると、やっぱり買ってよかったと思うのです。

もともとその商品のファンなのです。

住宅は(人生の中で最も)大きな買い物です。

施主さんの心の中にはきっと同じ部分があるのだと思うのです。

「他の家よりやっぱり我が家が良いなぁ」

そんな風に思ってもらえるような、素敵な住宅を建てたいなぁ。。。そう思うのです。

 

2017.05.13

中古住宅

「坂本さん、最近空き家が多くないですか?」とAさん。

Aさんは7年前に住宅を建てさせていただいたお客様。

「そうですね、空き家になりそうな古い住宅をリフォームさせていただくような仕事が増えればいいと思っているのですが・・・」

と私。

そもそもなぜ空き家が多いのかーーーー

ちょっと考えてみました。

国土交通省によると日本の全住宅流通に占める中古住宅のシェアは約14.7%(2013年)で欧米諸国の6分の1程度なのだそうです。

中古住宅はそのままの状態で売れるケースが少なく、何らかの手直しがいります。(手間や費用がかかる)

不動産会社は中古住宅の質を確認する情報が少ないので取引のリスクを懸念します。

一方購入する側は中古住宅の質への不安感を持っています。

ハウスメーカーは新築住宅を勧めたほうが企業イメージも良いですし、売上も大きくなります。

そんなこんなで中古住宅の流通市場はずっと未成熟なのだと思うのです。

世帯数を大幅に超えた住宅があるにもかかわらず、住宅をつくり続けるのは何となく違うような気が・・・・

そう、中古住宅は昔からのまちなかに建っているものも多く、求めてもなかなか出てこないかもしれないのです。

新築よりもハードルが高い部分はあるかもしれませんが、住人にとって特別な価値がきっとあります。

自分にも何かできることがあればやってみたい。

(Aさんのはなしのおかげで)そんなふうに思いました。

1 / 212