坂本木材建設

ブログ

2017.03.27

考え方をセールスする

注文住宅を販売する場合、何よりも難しいのは完成品を見せて「これです」と言えないこと。

展示場や写真集で似たようなものは見せられると思いますが、それは(ほとんどの場合)実物とは違います。

〇〇邸ごとに設計図や家族構成が違うわけですからどうしてもそうなるのです。

住宅の難しい点は住んでみなければわからないということ。

でも住む前に「満足できる家ですよ」と伝えたい。

『家づくりの考え方をセールスする』

私はいつも心にそう留めています。(社員にもそう思って欲しいと伝えています)

「建物」ではなく「考え方」です。

はじめて家を建てる施主さんは何からどう取り組んでよいのかわかりません。

それなのに建物の話ばかりしていては頭がこんがらがってしまって大事なものを見落としてしまいます。

家族にとって本当に幸せと思える「住まいかた」って何なのかということです。

「私たちは家づくりについてこういうふうに考えています・・・」

「それは施主さんの生活をこういうふうに豊かにすると思います・・・」

「施主さんは新しい家でどんなふうに過ごしたいですか?」

「考え方」にお互いが共感を覚えれば、きっと満足できる家が完成すると思うのです。

2017.03.22

家の満足とは

我が家を建てる時に夫婦で「食事や団欒の時に音楽を家族みんなで聞ければ良いね」と話し合いました。

そして建築が始まる前にもかかわらずBOSEの天井埋め込み型スピーカーとSONYのHDDオーディオプレーヤーを買いました。

両方で10万円ちょっと。

工事中、お世話になっている電気屋さんがオーディオ好きで配線やスピーカーの配置などいろんなアドバイスをしてくれました(すごく面白くて思い出のひとつです)

初めて聞いたときは吹き抜けの天井から音楽が優しく降り注ぐようでとにかく嬉しかった・・・

今日は休日だったので中庭を見ながら、一日じゅう懐かしい洋楽や、クラシック、インターネットラジオでやっている海外のjazz番組を聞いていました。

そうしていますとしだいに心が落ち着いてくるのです。

家の満足感というのは案外小さな部分に宿るのかもしれません。

間取りとか、住設とか、わかりやすく現れるものではなく。

読書、料理、プラモデル、植物、写真、ペット、映画鑑賞・・・好きなものに囲まれて暮らせる家が素敵です。

完璧なものを作ろうとする必要はないのです(それは往々にしてお金がかかりすぎるから)

家族や自分が楽しめる程度がちょうど良いと思うのです。

坂本

2017.03.21

家づくりの未来

人間より正確さやスピードに勝る機械やコンピューターは業界の常識を変えていくのかもしれません。

ひょっとしたら設計だってコンピューターがやってくれるかもしれません。

敷地情報やデザインの方向性、間取り、施主さんの情報をインプット

→すぐに何十通り、何百通りの設計図が出来上がる

これって意外と近い将来に出来るんじゃないかと思ってしまいます。

人の趣味嗜好、法規、過去の作例など大量のデータを蓄積し、最適なものを組み合わせれば良いんじゃないでしょうか。

でも『家』ってそんなもんじゃないって感覚的に思ってしまいます。

家づくりの話し合いの場で「ぽっ」と灯るアイディアの焔は、建物に命を吹き込みます。

それが世界でただ一つの「我が家」となるのだと思うのです。

坂本

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